和田秀樹先生の「みんなに好かれなくていい」を読んだ感想

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悩む人

人に嫌われるのが怖い。

どうすれば人目を気にしなくなれるんだろう?

今回は、こういったお悩みを解決するヒントとなる本をご紹介させて頂きます。

この本は、こんな方におすすめです
  • 人に合わせるのが苦手な方
  • 集団生活が苦痛に感じる方
  • 嫌われるのが怖い方
  • 自分はマイノリティー派(少数派)だと感じる方

本の内容そのものは、主に

  • 10代・20代の方向け
  • 18歳までのお子様がいる親御さん向け

に書かれた本です。

しかし、年齢や子どもがいるかいないかに関わらず、読むと本当に心が楽になりますし、

人主体の人生から、自分主体の人生にしよう、と心から思える本です☺️✨

それでは、印象に残ったところ・感想を書いてまいりますね✨

(ネタバレが限りなく少なくなるよう、要約は控えています)

❤︎ タップできる目次

口先だけのきれいごとで済ませない

私がこの本を読んでいて、とにかく素晴らしいなぁと思ったのは、和田先生にご両親の、(子どもの頃の)和田先生への接し方です。

そんな私でしたが、両親は「周りに合わせないさい」ということは一度も言いませんでした。

「周りに合わせるのはたぶん無理だろうから、医師か弁護士の資格をとって、将来独立して仕事ができるよういした方がいい」と言っていました。

また、いじめられている私を見て、母は「いじめている人を見返してやりなさい」と叱咤激励しました。

「みんなに好かれなくていい」P81より引用

・ですから、たとえ子どもが友達の悪口を言った様な時にも、私は正論で叱ってはいけないと思っています。

自分がその子に勝っているという自信を認めてあげて「私の前では言っていいけど、外で言うとまずいかもね」と言えばいいのです。

学校や人前で言ったら揉め事になりそうなことでも「親の私は味方だから、あなたの個性を尊重しているよ」と言ってあげるべきなのです。

「そんなこと言ってはいけない」と口先だけのきれいごとだけで済ませてしまう親が実に多い気がします。

「みんなに好かれなくていい」P30より引用

※引用部分の太字は、私によるものです

ね、素晴らしいですよね😭✨

和田先生は「いじめられない様に性格を大人しくしなさい」といった類のことは一度も言われたことがないのだそうです。

そうではなく、「強みを伸ばして見返してやりなさい」と。

そう!これなんですよね😭‼️

嫌われない様に性格を矯正するって、自分責めが激しく、卑屈になるばかりで、本当に害でしかないなって思います。

そうではなくって、「強みを伸ばして見返す」の方がエネルギーが湧いてきますし、本来の自分もダメではないんだと思えます。

私は自分の性格を矯正しようとして消耗しまくってきた人間ですが、正直すごく後悔しています。

でも、これからはそのままの自分は変えずに、自分の強みを磨いていきたいと思います!

自分の感覚を裏切らない

これもグッときます・・・!!

いえ、いつもたくさんの友達に囲まれているのに苦しい、と訴える人は少なくありません。

むしろ、周囲の人に合わせてばかりいることで疲れ果てている人が多い、というのが精神科医としての実感です。

「みんなに好かれなくていい」P38より引用

でも「何か違うのではないかな」と感じたことでも「そうだね」と合わせてしまうとしたら、それは自分の心を裏切るということでしょう。

「間違っているような気がする」と思ったことでもとりあえず「いいね!」と応じてしまうとしたら、それは自分に嘘をつくということです。

こうした感覚から目をそらし続けていれば、そのうち自分の感覚を信じることすらできなくなってしまうでしょう。

「みんなに好かれなくていい」P39より引用

言い出せないなら、自分に嘘をついて「いいね!」などせず、せめて無言でいればいい。

たったそれだけのことでも、自分の感覚を信じて行動したことで、つまり嘘をつかなかったことで、あなたの中には小さな誇りが生まれるでしょう。

「みんなに好かれなくていい」P39より引用

「自分の感覚は正しい」ってことは、今の年齢になってしみじみとわかります。

過去の私の感覚も、今の私の感覚も、全て正しかった。

もうこれ以上自分を裏切ることはしたくないので、小さなことから

  • 自分の感覚に正直でいる
  • 自分の感覚を信じる
  • 失敗してもダメでも、自分の価値は変わらないと信じる

ことを続けていきたいと思います✊

自分のパフォーマンスを上げる

和田先生は、人間関係をよくする方法として、以下のことを挙げられています。

  1. 少数でいいから、信頼できる友だち(親友)をつくる
  2. 自分のパフォーマンスを上げる(周りに合わせなくても生きていけるようにする)
  3. 自分のパフォーマンスが発揮できる世界を探す

この3つのことを考えて生きていけば、誰でももう少し自分らしい人生を楽しめるようになるはずです、と和田先生は書いて下さっています。

どれももの凄く大切ですが、2の「自分のパフォーマンスを上げる」はとにかく今の私に必要だと思っています。

自分のパフォーマンスを上げて、仕事や人間関係を選べる様になると、グッと楽になりますもんね。

とにかく地道に実践、実践しかないので、日々積み重ねていきたいと思います☘️

まとめ

  • 口先だけのきれいごとで済ませない・性格を矯正しようとするよりも、強みを磨いて見返してやるくらいの方がいい
  • 自分の感覚を裏切らない
  • 自分のパフォーマンスを上げる

という所が、特に印象に残りました✨

和田先生の本はきれいごとで済まさず、きちんと現実的かつ優しく、その人がその人らしく能力を発揮できる様に書いて下さるので、とても好きです✨

この本で学んだことを愚直に実践し、
自分の感覚を取り戻し、
自分らしく豊かに楽しく生きていきたいです✨

この本も、また繰り返し読む本になりそうです😊💕

とっても素晴らしい本ですので、気になる方はぜひ読んでみて下さいね✨

はるな

読んで下さって、ありがとうございます。

この記事がどなたかのハッピーにつながりますように✨

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