クヨクヨしてばかりで、いくら悩んでも 答えも出ないししんどい。
どうせ悩むなら、上手な悩み方をしていきたい。
どうやったら「上手な・健全な悩み方」ができるんだろう?
この記事では、こういったお悩みを解決するヒントとなる本のご紹介をさせて頂きます。
※この本は、Kindle Unlimitedの30日間無料体験で、無料で読むことができます
- 悩みや不安の渦からずっと出られなくて、苦しい方
- 自分にダメ出しをするばかりで苦しい方
- 完璧主義すぎて、小さなことにいつもクヨクヨする方
まじめで責任感が強く、完璧主義・・・
こういう日本人はたくさんいらっしゃると思います。
でも、正直 本当に疲れますよね😓
精神科医である和田秀樹先生のこの本は、そんなあなたに「どうせ悩むなら、上手に悩むコツ」を教えて下さいます。
それでは印象に残ったところ・感想を書いてまいります🌟
(ネタバレが限りなく少なくなるよう、要約は控えています)
悩むことそのものは少しも悪いことではなく、ただ悩み方がヘタ
「気にしなければいいんだ」
そんなことを言われても、どう頑張っても「気にしない」ということができないから、こちらは悩んでるんですよね😢
もうめちゃめちゃわかります、私もそうでした😢
でも、和田先生は「悩むことそのものは悪いことではなく、健全な欲望からくるものである」と書いていらっしゃいます。
つまり悩みや不安は少しも不健全なことではなく、健全なこころがあるから生まれてくる当然の感情に過ぎないのです。
和田秀樹. 自分をどう元気づけるか (Japanese Edition) (p.23). Kindle 版.
ただ、悩んでも成長できない人がいます。
落ち込んでうつ状態になったり、こころの病にかかってしまう人がそうです。
なぜそうなるかというと、悩みの方向がズレてしまったり、どうでもいいことで悩んで大事なことで悩まないからです。
ひとことでいえば、悩み方が下手な人です。
いまの受験の例でいえば、怠けてきたことを後悔したり、他人にバカにされることを悩むような人です。
「向いてないのか」とか、集中力の衰えを悩む人も同じです。
では、悩んで成長する人はどういう人でしょうか。
正しい悩み方ができる人です。いまの例でいえば、「どうすれば合格できるのか」と悩む人です。
和田秀樹. 自分をどう元気づけるか (Japanese Edition) (p.28). Kindle 版.
悩んでも答えの出ないこととか、なにも解決しないことで悩むのが「下手な悩み方」ですね。
どうせ悩むなら、自分の健全な願望をどうすれば実現できるかを悩むべきで、いわば建設的に悩むことが大切なのです。
(中略)
そういった建設的な悩みに真剣に向き合えば向き合うほど、つまらない悩みはどんどん消えていきます。
和田秀樹. 自分をどう元気づけるか (Japanese Edition) (p.34). Kindle 版.
※引用部分の太字は、私によるものです
本当に書いていらっしゃる通りで、私も悩み方が超絶ヘタだったので、今考えるとどうでもいいことを散々悩んでいました😱
不器用というか何というか・・・😿
もちろん、延々と悩まざるを得なかった、人それぞれの理由ってあると思います。
- アダルトチルドレンで、心や脳に傷がありすぎる
- 相談したり頼りたくても、それができない状況だった
- 過去の辛い体験が強烈でトラウマすぎて、自分の意思に関係なく、フラッシュバックの様に蘇ってくる
などなど・・・😿
そういう方々は、まずは心の問題を癒すのが先で、無理せずにマイペースにいくのが○だと思います。
私の場合は、心の傷もある程度落ち着いてきたので、ずっと過去のことに構い続けるのではなく、
- 現在と未来
- 人からどう思われているかではなく「自分がどう思うか」
- より良い未来をつくっていくために、自分が今できることは何か
に意識を向けて、行動していく人になりたいな、と思いました。
「気分本位」を卒業して「事実本位」「行動本位」の考え方・生き方を身につける
森田療法を始めた森田正馬という人は、悩みや不安にとらわれやすい人の生き方を「気分本位」と呼びました。
このことばは簡潔にしてズバリと言い当てているものがあります。
つまり毎日の生活の重点をどこに置くかという問題です。
自分の気分、悩みや不安につかまっているときはそのことだけを考え、それを取り除くことに重点を置いてしまうのが「気分本位」の人の生き方です。
それに対して「事実本位」とか「行動本位」と呼ぶ生き方があります。
こちらは自分のやったこと・できたこと・動いたことに生活の重点を置きます。
和田秀樹. 自分をどう元気づけるか (Japanese Edition) (pp.114-115). Kindle 版.
この本は基本的に「森田療法」という、森田 正馬(もりた まさたけ)さんという精神科のお医者様が作った、神経質に対する精神療法を元に書かれています。
というのも、この森田先生ご本人がかなりの神経質だったそうで、かなり深刻な症状や悩みをもたれていたそうなのです。
その森田療法の基本的な方針は、こちらです。
- 人生は改善できる
- 悩みや不安をゼロにするのではなく、悩みがあるのは自然な姿なのだから、悩みがあるままでいい
- 悩みや不安・コンプレックスは放っておいて、変えられる所を変えよう・長所を伸ばそう
- あるがままでいい
- 悩みや不安にフォーカスするのではなく、自分がやったこと・できたこと・動いたことにフォーカスをあてる
非常に気が楽になる、そして現実的で取り組みやすい考え方で、とにかくこの本を読んでいて、
これなら取り組みやすいし、できそうだし、実際に効果がありそうだな
と何回も思いました。
どう頑張っても消すことのできなかった「悩み」や「不安」は、あってもいいんだと思うことで、それだけで心が落ち着く感じがしますね☺️♨️
100の妄想を膨らませるより、たった1つの体験の方が悩みや不安を小さくしてくれる
要するに、頭の中であれこれ考えて想像をふくらましても、実際に体験しなければ何もわからないし、変わらない、ということです。
(中略)
つまり、100の想像をふくらますよりも、たった1つの体験の方が悩みや不安を小さくしてくれます。
和田秀樹. 自分をどう元気づけるか (Japanese Edition) (p.47). Kindle 版.
この、あえて自分が怖い事をやってみる、という考え方を「恐怖突入」というそうです。
これ、めちゃめちゃわかります・・・!!
私は心屋仁之助さん(現在は「JIN」という名前で活動していらっしゃいます)が大好きなのですが、心屋ではこの恐怖突入を「バンジー」と言います。
私は心屋さんの本を読むことで、この「バンジー」をたっっくさん飛んできたのですが、もうこれが快感で笑笑。
これをやったら嫌われるだろう・
ドン引きされるだろう・
変な人だと思われるだろう、
ということをあえてやるのですw
(もちろん法律の範囲内で)
実際にやったら嫌われるし損するし変な人だと思われて、人も離れていったんだけど笑、
もうスッキリ!!!✨✨✨
つまり、必要のない人に囲まれて、余計な気を使いまくって生きていたので、いらない人間関係が去っていっただけの話なのです。
私は、私自身が好かれていたというより
「都合のいい人」だから好かれていただけの話で、
「いい人」「都合のいい人」でなくなった私からは、私を利用してくる人が離れてくれたのでした✨
あぁ最高😻😻😻✨
そして、実際に嫌われてみたりしたことで
(まぁ、こんなもんか)
と腑に落ちてわかったのです。
それまでは「嫌われる=死ぬ」くらいの極端な思い込みを持っていたので、嫌われるのが怖くて怖くて仕方がなかったのですが😱、
実際にやってみると、死なないな、ということがわかったのです笑。
怖くても今までやっていなかったことをやってみる、
これは本当にめちゃくちゃ有効だと思いますし、これからも私はそうやって、自分の殻をやぶり続けていきたいと思います⭐️
まとめ
- どうせ悩むのなら、欲望や願いを満たすために建設的に悩んでみる
- 悩みや不安そのものよりも、自分の意識や考え・態度・行動にフォーカスする
- 妄想を膨らませて怖がるよりも、勇気を出して経験してみる
という所が、とても印象に残りました🌟
この本を読んだことで森田療法にとても惹かれました😲✨
これから森田療法についての本を、もっと読んでいこうと思います📚✨
そして、今回の本だけでも かなり心が楽になる本ですし、親しみやすくて、取り入れやすい、本当に素晴らしい本でした😊✨
この本の考え方・生き方を取り入れて、肩の力を抜いて、自分らしく成長していきたいと思います😊✨
気になった方・悩み方が上手になりたい!と思った方は、ぜひ読んでみて下さいね✨
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この記事を読んで頂き、ありがとうございます。
この記事がどなたかの幸せにつながりますように☺️